販売実績が25周年を迎えた特定保健食品ピルクル(日清ヨーク株式会社)から、「ピルクルミラクルケア」が発売。
従来の機能に加えて睡眠の質の向上を図り疲労感を軽減する効果があるという「機能性表示食品」として販売されるようです。
睡眠の質の改善や疲労感の軽減ができるというのは本当でしょうか?
そこで今回は『ピルクルミラクルケアとピルクル400の違い!効果やいつ飲む?』ということでまとめてみました。
ピルクルミラクルケアとピルクル400の違いを比較して紹介!
ピルクルミラクルケアは一言で言えばピルクル400のバージョンアップ商品でしょう!
ピルクルは、日清ヨーク株式会社が自社開発した乳酸菌NY1301株を使用した特定保健食品で、ピルクルの他にピルクル400があり、さらに今回ピルクルミラクルケアとしてデビューすることになります。
では、ピルクル400とピルクルミラクルケアの違いはどうなのでしょう?
分かりやすく表にまとめてみました。
商品名 | ピルクル | ピルクル400 | ピルクルミラクルケア |
特徴 | 特定保健食品 | 特定保健食品 | 機能性表示食品 |
効用 | 腸内環境の調整 | 腸内環境の改善強化 | 睡眠の質の向上、疲労感の軽減など |
容量 | 65ml~1L | 65ml~910ml | 65ml、195mlの2種 |
乳酸菌含有量 | 150億個以上 | 400億個以上 | 600億個以上 |
カロリー量(65ml) | 44kcal | 42kcal | 27kcal |
ピルクル400が、ピルクルのリニューアル商品だとすれば、ピルクルミラクルケアはバージョンアップ商品といえるのではないでしょうか。
効用も、腸内環境を整えることに加え、睡眠の質や疲労感の軽減などの機能表示を明確にしていますね。
そもそも人間の体にはいろんな細菌がありますが、その最も大きいものが腸内細菌叢(腸内フローラ)と呼ばれ、1800属4万種類もの細菌があり、重さにして約1kgにも及ぶそうなのです。
腸内フローラは、栄養成分の分解や必須アミノ酸などの合成、免疫機能の維持など、人間の生命維持には欠かせない非常に重要な役割を担っていて、健康維持に不可欠な善玉菌と病気の原因にもなる悪玉菌の両方が存在します。
ピルクルの乳酸菌NY1301株は、健康維持に欠かせない善玉菌の一つで、胆汁や消化液で死滅することなく腸に届くことで、腸内フローラの環境維持に効果があるようですね。
ではなぜ睡眠の質の向上や疲労感の軽減が図れるのか、ピルクルミラクルケアの効用を詳しく見てみることにします。
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ピルクルミラクルケアの効果
ピルクルミラクルケアが謳っている効能としては腸内環境の調整の上に
・睡眠の質の向上
・疲労感の軽減
をパワープッシュしていますね。
研究開発チームでは、腸が正常に働くと気分が良くなりストレスが減る一方で、腸の動きが悪くなると脳が不安を感じストレスを感じる「脳腸相関」という仮説に基づき臨床実験をしたそうです。
その結果、睡眠不良と疲労感の自覚がある20歳から65歳までの男女154人がピルクル ミラクルケアを継続して飲んだ場合と、乳酸菌を含まないプラセボ飲料を継続した飲んだ場合とを比較した臨床実験で、疲労感については12週間、睡眠の質については4週間で、軽減・改善の差が出たと報告されています。
腸は第二の脳といわれるほど独自の自律神経系が複雑に発達しているため、腸内環境を整えることでの効果は実際にあるのではないでしょうか。
ピルクルミラクルケアはいつ飲むのがいい?
ピルクルミラクルケアは自分が習慣として常飲出来る時間を選ぶのが良い!
ピルクルミラクルケアは、65ml8本入りパックが320円前後で195ml1本が119円で販売される見込みです。
1日の摂取目安としては65mlで十分なのだそうですが、過剰にとったからといって問題があるわけではなさそうです。
ただし乳酸菌飲料ですから冷蔵保存した冷たいものを大量に飲むことで、おなかの調子を壊してしまう注意は必要です。
ピルクルの乳酸菌NY1301株は、もともと腸内に常在する菌ではないので、腸内に留まる間は調整作用をしてくれますが定住することができません。
したがって一定時間を過ぎると便と同時に体外に排出されるので、体外から補給する必要があるのだそうです。
しかし胆汁や消化液による影響がなく、生きたまま腸に到達することができるカゼイ菌という乳酸菌の一族なので、特に決まったタイミングで服飲する必要はないそうです。
なので習慣として常飲出来る時間を選ぶのが良いのではないでしょうか。
心理的な効用の紐付けを考えるとき、睡眠の質を高めたければ寝る前がいいでしょうし、疲労感の軽減を考えたいときは仕事やスポーツの休憩時間などもいいのではないでしょうか。
まとめ
今回は『ピルクルミラクルケアとピルクル400の違い!効果やいつ飲む?』ということでまとめてきました。
・ピルクルミラクルケアは「機能表示食品」として従前の「特定保健食品」であるピルクル400をバージョンアップした内容となっている。
・ピルクルミラクルケアの効用は、従来からの腸内環境の調整に加え、睡眠の質の向上や疲労感の軽減が臨床実験によって確認されている。
・ピルクルミラクルケアの1日の摂取目安はわずか65mlで、含有する乳酸菌NY1301株が生きたまま腸に到達できるため、いつ飲んでもよい。
ということがわかりました。
寝苦しかった暑い夏が過ぎてそろそろ疲労感もピークになってくる頃なので、食欲と行楽の秋本番を元気に迎えるためにも、良質の睡眠で疲労回復は欠かせません。
いまから発売日が待ち遠しいですね。