あれほど暑かった2022年の夏も、どうやら盛りを過ぎようとしていますね。
9月に入ってようやく秋が来た感じが増してきました。
秋といえば紅葉ですが、きれいな紅葉を見るためには適度な日照期間と降雨量が必要なので今年はその条件にぴったりなのだそうです!
そこで今回は愛知県の紅葉スポットである香嵐渓について、『香嵐渓のもみじ2022のライトアップ時間は?駐車場や渋滞回避の情報も詳しく!!』と題していろいろ調べてみました。
香嵐渓の紅葉2022のライトアップ時間は?
香嵐渓のライトアップの時間は、日没(おおむね午後5時過ぎ)から21時までライトアップされる予定です。
香嵐渓の紅葉2022は、「第67回香嵐渓もみじ祭り」として、2022年11月1日から30日までの期間で行われるようです。
ライトアップの場所は香嵐渓の中心である標高254mの飯盛山で、矢作川支流の巴川から香積寺(香嵐渓もみじ発祥の寺)参道を経て山全体がライトアップされます。
人気の紅葉スポットとして、東海地方の紅葉ランキングでは例年トップクラスの場所で、人出が多いことから状況次第ではライトアップの時間帯が変わることもあるようなので、事前チェックは必要ですね。
香嵐渓の紅葉2022の駐車場
香嵐渓まで交通機関を利用すると、最寄りの電車駅からバスでの移動になりますが、平均でも1時間以上かかるようなので乗用車で行く人が多いとのことです。
香嵐渓の駐車場の情報
気になる駐車場なのですが、残念ながら無料の駐車場はないので、有料駐車場の利用となります。
一番近い駐車場は宮町駐車場(豊田市足助町宮平39-8)で、付近には足助観光協会もあり、香嵐渓の入り口まで徒歩2分と非常に便利です。
駐車台数200台という大型の駐車場で、大型バスや大型バイク、障がい者用の駐車スペースもあり、ライトアップ期間の11月は1日1,000円とリーズナブルな駐車料金です。(普段は1日500円)
但し、人気があってすぐ満車となりいつも混雑しています。
その他にも
・豊田市役所足助支所駐車場(豊田市足助町宮ノ後26-2)
香嵐渓まで徒歩8分、駐車台数120台 シーズン中1日1,000円
・足助西町第2駐車場(豊田市足助町飯盛26)
徒歩5分、駐車台数約70台 シーズン中1日1,000円
・足助西町第1駐車場(豊田市足助町飯盛)
徒歩10分、駐車台数30台 シーズン中1日1,000円
・川見駐車場(豊田市足助飯盛)
徒歩2分(但し表参道の反対側)駐車台数100台 シーズン中1日1,000円
などの情報が見つかりました。
その他でも、土日祝日のみ足助町の小中学校運動場や町営グランドなどで「臨時駐車場」が設けられるようです。(徒歩15分程度の場所)
いずれにせよ、近い場所はすぐ満車になる可能性が高いので、事前に調べてから行ったほうがよさそうですね。
香嵐渓の紅葉2022の渋滞回避の方法は?
香嵐渓への車でのアクセスは、基本的には国道153号線(飯田街道)から国道420号線に入り1本道で行くことになります。
シーズン中は特に混雑することで有名なので、渋滞回避はかなり重要なチェックポイントです。
紅葉シーズンは、国道420号線が午前8時過ぎから混みはじめ、9時にはかなりの渋滞となるようなので、朝早いことさえ我慢できれば、午前7時頃の早い時間帯に通過するのがおススメですね。
もみじまつり開催の土曜と日曜、祝日には大変渋滞しますが、平日で午前11時頃~午後3時頃の混雑ピーク時を避けると、比較的渋滞は緩和されると思います。
また、紅葉の見頃が11月中旬~11月下旬なので、紅葉し始めの11月初旬か11月下旬のライトアップ終わり頃であれば渋滞のピークは避けられるのではないでしょうか。
いずれも、渋滞情報は足助観光協会の公式Twitterで確認できるほか、シーズン中はライブカメラなどで情報が得られるので、お出かけの際は確認したほうがよさそうですね。
香嵐渓の紅葉2022の屋台は何がある?
お祭り好きの日本人にとって、祭りといえば屋台といっていいほど切っても切れない感じがします。
香嵐渓もみじ祭りでもいろいろな屋台で賑わっているので、いくつか紹介します。
まずは香嵐渓広場の檜茶屋(ひのきちゃや)で販売している五平餅。
平らな木の棒につぶしたうるち米をくるんで、こんがりと炭火で焼き上げ、
甘味噌や醤油のタレをぬって、さらに香ばしく焼き上げるのが五平餅です。
店先で焼きながら販売しているので、紅葉見物の道中で必ず目に留まる一品なのです。
そして、飯盛山で獲れるイノシシ肉を使ったおいしいものが沢山ありました。
・イノシシバーガー
・イノシシフランクフルト
・イノシシ汁
・イノシシコロッケ
・イノシシ肉まん
・猪の串シュウマイ
地元の食肉工房であるzizi工房のイノシシフランクフルトは、皮はパリッとしていて、中身はふっくら&ジューシーで肉汁たっぷりのおいしさだそうです。
イノシシ肉まんは茶色くもっちりとした生地に、豚や鳥とは違う趣のイノシシ肉がキュッとしまって入っていて、結構人気があるとのことでした。
他にも、名物のおやき、たこ焼き、焼き栗、みたらし団子、カレーパンなどの屋台のほか、シーズン中は本場の中国から職人がきて作る刀削麺(刀で生地を削って作る麵料理)や小籠包などの本格中華も味わえるみたいです。
紅葉だけではなくグルメでも満足できる観光スポットのようですね。
香嵐渓の紅葉2022の基本情報
目もお腹も満足させてくれる香嵐渓のもみじ祭りですが、香嵐渓のもみじの起源は相当古いようですね。
室町時代の応永34年(1427年)に創建された禅寺である香積寺第11世の参栄和尚が、江戸時代の寛永11年(1634年)に般若心経を読み終えるごとに1本ずつ紅葉を参道に植えたのが、始まりとされています。
近代に入り、鉄道の開通などで街道の役割が終わると、徐々に参道は寂れてしまいますが、参栄和尚の遺志を汲んだ足助の人々が、京都の嵐山にも負けないような紅葉の名所にしようと、紅葉を植え増しして今のようになったのだとか。
そうして香嵐渓は、香積寺の「香」と、嵐山の「嵐」をとって昭和5年(1930年)に名付けられたそうです。
現在は香嵐渓の中心の飯盛山に約4,000本・11種類の楓の木が植えられていて、少しずつ紅葉の変化が楽しめるそうです。
そんな香嵐渓へのアクセスは、交通機関を利用すれば、名鉄名古屋駅が始点になります。
名古屋本線の東岡崎駅で下車し、駅前の名鉄バスで「香嵐渓」バス停下車しますが、1時間ちょっとかかります。
他にも名鉄三河線豊田市駅や猿投駅、同じく豊田線の浄水駅などからバスで行くルートや愛知環状鉄道線四郷駅、八草駅などからバスのルートがありますが、いずれも1時間弱の所要時間です。(もみじ祭り期間中は臨時バスもあるようです)
乗用車で行く場合は、東名高速道路の名古屋ICから県道60号・県道6号を経由して力石ICより、国道153号(飯田街道)を足助大橋西で右折して国道420号線に入り、現地まで行くことができます。
そのほかにも、東海環状自動車道の豊田勘八ICで下車して国道153号を使うルートや豊田東JCT方面からの場合は、鞍ヶ池PAスマートICか豊田松平ICで下車しても行くことができるようです。
また、紅葉が見ごろの11月中旬の平均最低気温は約5度前後と低く、山おろしの風で体感温度が下がって感じるために、しっかり着込んでいくことにも気を付けたほうがいいようです。
まとめ
今回は『香嵐渓のもみじ2022のライトアップ時間は?駐車場や渋滞回避の情報も詳しく!!』と題していろいろ調べてみましたが
・香嵐渓もみじ2022ライトアップの時間は日没から21時まで。11月ごろの日没時刻はおよそ午後5時前後と思われる。
・香嵐渓の駐車場は基本的に有料駐車場で、香嵐渓入り口付近にある宮町駐車場のほか数か所存在する。
・香嵐渓への渋滞回避は、できるだけ早い時間か土日祝日を避け平日を選ぶほか、紅葉の見ごろ時期である11月中旬を避け、11月初めごろか終わりごろに行くのが良い。
・香嵐渓の屋台では名物の五平餅や飯森山で獲れるイノシシ肉を使った肉まんやフランクフルの他、シーズン中には本場中国の刀削麵なども味わえる。
・香嵐渓には名古屋から名鉄電車とバスを乗り継いで行くルートが何通りかあり、乗用車で行く場合は名古屋インターから国道153号線(飯田街道)を利用する。
などということがわかりました。
燃えるような暑い夏を越え、これからが実りの秋、彩の季節がやってきます。
コロナ禍で塞ぎがちだった心を癒すためにも、ルールやマナーを守りながら紅葉を存分に楽しみたいものですね。